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クリスタル・ウガンダコーヒーのSDGs

SDGs

あなたが飲む一杯の
クリスタル・ウガンダ珈琲は、
有機栽培・オーガニックの先をゆく
自然栽培・無農薬コーヒーです。

皆さんが手にする、この無農薬コーヒー1杯が「アフリカで育ち、日本で消費されるまで」の流れで、どんな社会的なインパクトがあるか考えてみましょう。

コーヒー一杯が世界にこんなに影響があるのか
  • 地球環境
  • 貧困撲滅・こども・教育
  • 医療・健康
  • サステナブルトレード

01

Environment

地球環境

クリスタルの珈琲は、ウガンダで育てて、フェアトレード輸入しています。
ウガンダには絶滅危惧種のゴリラが生息する豊かな森があります。
この豊かな地には、ゴリラだけではなく、土壌には、豊かさをもたらしてくれる微生物も働いていますし、大きな生態系で色々な生物が循環して生きています。

もし、クリスタルが、ウガンダで「環境よりも儲けを!」と
農薬をまければ、大自然はどうなるでしょうか?
もし人為的な化学肥料や薬品を使えば、土壌の豊かな微生物が死滅します。

自然に生きる微生物のうち99%は培養不能!!!と言われています。
一度失われたものは、元には戻らず、土地は死んでしまいます。

また一か所にまいた化学肥料や薬品は、土は保水力・保肥力を失うことで、地下水へ流れ出し、地下を汚染します。

クリスタルのウガンダコーヒーは、薬剤は一切使わない、無農薬・自然栽培です。
薬剤を使ったコーヒーの木が生きるのは、20年~30年と言われています。
弊社の契約農家で見るコーヒーの木々は、「ほとんどが70~80年の木」と聞いています。
薬剤使わず、負荷をかけずに自然と向き合っていることの証明です。

ウガンダで私たちが見た最高樹齢のコーヒーの木はなんと120歳自然栽培の証しだとつくづく思い、これを守っていく誓いを立てています。

みなさんにお届けしているウガンダコーヒーは100年ものかもしれません*:+☆

クリスタルの
自然栽培の考え方

弊社の自然栽培とは
「農薬不使用・無施肥」を指します

持続可能なコーヒー生産のための 
4つのルール

  • アグロフォレストリーのイメージ図

    自然と微生物がつくるサイクルと、太陽のめぐみだけでコーヒー豆を育てています。

    アグロフォレストリーという、いわば大自然をそのまま生かす「無農薬・無施肥」(自然栽培)を行っています。

  • 有機栽培・オーガニックは、有機JAS認定では約30種類の肥料・薬剤が認められていますが、クリスタルの契約農園ではこれら薬剤も一切使っていません。※「農薬不使用・無施肥」」の認定証がないため、一つの基準として有機JASを取得をしております。

  • コーヒーノキ、バナナ、バニラビーンズのある畑画像

    畑のものは畑に戻し耕して次の生育のエネルギーとして活用

    契約農園では外部から何も持ち込まない一方で、内部のものを肥しとして使うことがあります。例えば、収穫できない珈琲豆や、畑で実ったもので、捨てられるものは畑へ戻しても良いという考えのもと、共生して生きているバニラビーンズ・バナナの葉や茎は戻しています。

  • カエンペッパー写真

    虫よけも自然の植物

    アフリカ特有のカエンペッパーをコーヒー畑の端々に植えて、その刺激でできるだけ虫を追い払っています。このカエンペッパーとはとうがらしの一種で、人が近づいても目がチカチカするくらいの刺激があります。

ウガンダコーヒーを飲むことで
貢献できるSDGsゴール

  • 陸の豊かさも守ろう

    「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」
    15.4 2030年までに生物多様性を含む山地生態系の保全を確保し、持続可能な開発にとって不可欠な便益をもたらす能力を強化する。 15.b あらゆるレベルであらゆる供給源から多大な資源を動員して持続可能な森林管理の資金を調達する。開発途上国に対して適切なインセンティブ(刺激策)を提供し、保全や森林再生などの持続的な森林管理の向上を図る。 15.c 地域コミュニティの能力向上を通じた持続的な生計機会の追及などにより、保護種の密猟および違法な取引を撲滅するための取り組みに対する世界的支援を強化する。

※1目標のアイコンを便宜的に表示していますが、弊社のSDGsの本質理解は、17目標が複雑に絡み合っており17から漏れている課題もあるという認識です。

02

Poverty eradication . Children . Education

貧困撲滅・こども・教育

クリスタルの珈琲は、一般的にはフェアトレードという仕組みに近い形でウガンダへ支払いをして輸入しています。
フェアトレードでは、生産してくれる生産者に、「労働に見合った公正な対価」を支払うことで、日本側もウガンダ側も、継続的に幸せに取引できること目指しています。

安い買い取りでは生産者や子どもたちが犠牲になります

ところが、もしクリスタルが「儲け・経済」を優先してしまったらどうなるのでしょうか?
もしクリスタルが、アフリカのコーヒー生産者や農家を、「儲け」のための買いたたくと、こんなことが想定されます。

クリスタルが安く売ってくれ、と伝えることで、「収入が途切れたら困る」と考える生産者が、コーヒー豆が高品質で無農薬にも関わらず、安く売ることになります。(そんなことはしてませんが!)
これが続くと、子どもが生まれても教育を受けさせられない。子どもを働かせる児童労働に至るかもしれません。
そういった地域は、医療や福祉といった、健康を守るためのインフラも整備できず、貧困から抜け出せません。

クリスタルでは、ウガンダの小さな生産組合と、日本国内における独占販売店契約を結んでいます。
その契約農園から、コーヒー豆を、通常のフェアトレード買取価格よりも高く買い取っています。

※実際は、価格は経時で変動しています

  • クリスタルが、ウガンダの現地の人の生活を向上させたい、と固く決意したのは、1999年でした。国連がSDGsを定めたのが2015年でしたから、そのかなり前のことになります。当時、フェアトレードという言葉もまだ日本では認知されていませんでした。

    ウガンダの農園近くで ボロボロの服を着た幼い少女と目が合った3人の兄弟と一緒に何かを訴えていました。
    私達は思わず「これで服を買って」と1万円相当のお金を手渡しました。
  • その晩、私たちが滞在するホテルにその少女と両親が訪ねてきたのです。

    娘を買ってくれてありがとう。家族みんなが一年も生活できます。この子を日本へ連れて帰ってください。

    私達視察チーム全員は、朝まで泣きながら「こんなことがあってはいけない」と語り合ったことを覚えています。

    日本への販路を切り開けばウガンダに貢献できるという想いを抱きました。
    この思いは今も変わっていません。

日本への販路を切り開けばウガンダに貢献できるという想いを抱きました。
この思いは今も変わっていません。

さらに、フェアトレードとは、公正な金額で取引する、というだけではありません。

女性のエンパワーメント(女性の自立)もフェアトレードを通じて達成したい一つ フェアトレードを推進する世界フェアトレード機関(WFTO)は「フェアトレードの10の指針」を定めており、そのうちの1つに、「差別をせず男女平等を推進する」とあります。

クリスタルでは、積極的に女性生産者を採用しています。なぜなら、クリスタルの契約農園でも、女性の生活向上や活躍は、貧困と差別なき世界をつくるためには必須となっているからです。

クリスタルが現地と取引を始めた当初は、100%が男性農家さんでした。
現地の、ジェンダー格差をなくしたい、との想いで、できるだけ女性生産者の方から仕入れるよう取り組み、今では契約農家全体の2割が女性生産者になりました。

毎日の生活からはじまる好循環

フェアトレードの仕組から、医療や福祉といった、健康を守る為のインフラも整備できるようになりましたが、それは次の項目でお話ししましょう。

ウガンダコーヒーを飲むことで
貢献できるSDGsゴール

  • 貧困をなくそう

    「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」
    2.3 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。

  • 質の高い教育をみんなに

    「すべての人々へ包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」
    4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 4.6 2030年までに、すべての若者及び大多数の成人が男女ともに、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。 4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、世界的・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

  • ジェンダー平等を実現しよう

    「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」
    5.1 あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、すべての女性および女子に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。

  • 働きがいも経済成長も

    「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」
    8.5 2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性および女性の、完全かつ生産的で働きがいのある人間らしい雇用、ならびに同一労働同一賃金を達成する。 8.6 2020年までに、就労、就学、職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。 8.7 強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終わらせるための迅速で効果的措置の実施、最も劣悪な形態の児童就労の禁止・撲滅を保障する。2025年までに少年兵の徴募や利用を含むあらゆる形態の児童就労を撲滅する。

  • 人や国の不平等をなくそう

    「各国内及び各国間の不平等を是正する」
    10.1 2030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる。 10.2 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々のエンパワーメント、および社会的、経済的、および政治的な包含を促進する。

  • 平和と公正をすべての人に

    「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」
    子どもに対する虐待、搾取、人身売買およびあらゆる形態の暴力および拷問を撲滅する。

※1目標のアイコンを便宜的に表示していますが、弊社のSDGsの本質理解は、17目標が複雑に絡み合っており17から漏れている課題もあるという認識です。

03

Medical . Health

医療・健康

フェアトレードとは、公正な金額で取引する、というだけではありません。
フェアトレードの仕組みとして、クリスタルがウガンダへ支払ったお金の一部を、協力してプールしておくことが義務付けられています。
ウガンダの契約農園は、フェアトレードの国際的な認証を取得していますから、この義務を守っています。(Fairtrade International

  • 農園の生産者及びその家族・地域社会の社会経済状況の改善のために使うこと
  • プレミアムの使い道について、生産者と経営者が共同決定すること
  • そのための共同組織の創設・運営をすること
    と決められています。

皆さんが日本で購入するクリスタルのウガンダ珈琲の金額の一部は、このようにしてプールされます。病院が出来ました!契約農園の命をつなぐ診療所

それまでは、生産者が感染症などの病気にかかっても、遠くの都市の病院へ行けず命を落としていたのをクリスタルは目の当たりにしていましたから、医療のない地域に医療を届けることができて本当に嬉しい想いでした。

ウガンダコーヒーを飲むことで
貢献できるSDGsゴール

  • 人々に保健と福祉を

    「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
    3.2 すべての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。 3.3 2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。 3.4 2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。 3.8 すべての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成する。

※1目標のアイコンを便宜的に表示していますが、弊社のSDGsの本質理解は、17目標が複雑に絡み合っており17から漏れている課題もあるという認識です。

04

Sustainable Fair Trade

サステナブルトレード

クリスタルが、ウガンダコーヒーを、「有機栽培・オーガニックの先をゆく無農薬・無施肥(自然栽培)」と称していることは、
これまで見てきたように、公平な対価を払い貧困に寄与するだけではなく、
農薬を使わないなど環境へ配慮すること・医療など地域社会へ貢献すること、があるからです。
人にも社会にも地球にも配慮する貿易を、ヨーロッパではサステイナブルトレードと呼んでいます。

クリスタルは、上記でご紹介した以外にも、
非営利団体とパートナーシップを結び、
多くの活動をしています。

単に有機栽培・オーガニックというだけではない、サスティナブル・トレードに参加していただきたい!これがクリスタルの願いです。

コーヒーに限らず、顔が見えるフェアトレードの物をなるべく購入する
できるだけ、有機栽培・オーガニックをこえて、有機肥料も使わない農産物を食す
サスティナブル・トレードに参加しませんか?

毎日食すもので世界が良くなる

クリスタルは、毎日の生活の中で
食べるもの、飲むもの、使うものを
購入することで支援に繋がること、
持続的で継続した支援が
可能になることを願っています。

ウガンダコーヒーを飲むことで
貢献できるSDGsゴール

  • つくる責任 つかう責任

    「持続可能な生産消費形態を確保する」
    12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じて化学物質やすべての廃棄物の環境に配慮した管理を達成し、大気、水、土壌への排出を大幅に削減することにより、ヒトの健康や環境への悪影響を最小限に留める。 12.8 2030年までに、あらゆる場所の人々が持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。 12.a 開発途上国に対し、より持続可能な生産消費形態を促進する科学的・技術的能力の強化を支援する。 12.b 持続可能な開発が雇用創出、地元の文化・産品の販促につながる持続可能な観光業にもたらす影響のモニタリングツールを開発・導入する。

  • パートナーシップで目標を達成しよう

    「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」
    17.11 開発途上国による輸出を大幅に増加させ、特に2020年までに世界の輸出に占める後発開発途上国のシェアを倍増させる。

※1目標のアイコンを便宜的に表示していますが、弊社のSDGsの本質理解は、17目標が複雑に絡み合っており17から漏れている課題もあるという認識です。

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